フィギュアオタクが家を買ったお話 その①

 今回から複数回に分け、フィギュア好きが乗じて一戸建て住宅を購入するに至ったお話を書いていこうと思います。まずはじめに、フィギュア収集を始めたきっかけとフィギュア環境の変遷を振り返っていきます。

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いままでの人生で最大の買い物でした。(笑)

目次

フィギュア収集を始めたきっかけ

 私がフィギュア収集を始めたきっかけは学生時代の修学旅行でした。それまでもマンガやアニメなどをよく見ていましたが、グッズやフィギュアに関してはまったく興味がありませんでした。しかし、友人と訪れた「アニメイト池袋本店」で人生が大きく変わってしまいました。

 広いフロアに整然と並べられた陳列棚、そのひとつひとつに所狭しと並べられた様々な美少女グッズ、店内を彩るタペストリー、よく知っているキャラクターもいれば初めて見るキャラクターもいます。そこには想像もしていなかった素晴らしい空間が広がっていました。

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まさにカルチャーショックでした(笑)

 舞い上がった私はグッズの金額に驚きながらも、当時の新作として大々的に取り上げられていた「穢翼のユースティア」のヒロイン、「エリス・フローラリア」と「聖女イレーヌ」のA4タペストリーを購入しました。もちろん店内にはフィギュアの展示があり、今は亡きグリフォンエンタープライズの「ミルヒオーレ・F・ビスコッティ」のデコマスだったか、商品POPだったかは忘れましたが、「欲しい」と感じた強い衝動だけを覚えています。

 一目惚れでしたが、フィギュアの値段は現在と比べて安かったとはいえ、学生が衝動買い出来るものではありません。しかし、「ミルヒ」を忘れることができなかった私は、後日「あみあみ」で注文をしてしまいました。

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実はケモナーだったのか…

 届いたフィギュアはかなり難のあるものでしたが、こうしてフィギュア収集が始まったのでした。一度ハマると突き抜けるタイプなので、当時クレジットカードを持っていなくて正解だったと心底思います。

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フィギュア破産まったなし!

フィギュア環境の変遷

 続いて、実家や賃貸で暮らしていた時のフィギュア環境の変遷です。

 2012年から本格的にフィギュアやタペストリーなどの美少女グッズ収集を開始します。

2012年~2013年

 初めて買ったフィギュアケースはデトルフでした。値段が安くサイズも大きくないので非常に扱いやすかったです。

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この頃、デトルフは誰もが通る道だったと思います。

 グッズを買うために様々なアルバイトをしましたが、最も印象に残っているのはMHFの「釣り師への道」代行です。これはイベントオリジナル武器である大剣の「太公望」を作るためにカジキマグロを3,000匹釣るという尋常ではない内容なのですが、知り合いからの依頼で1匹10円で釣っていました。稼ぎは良くありませんでしたが、アニメを見ながら小遣い稼ぎをするには良かったです。(笑)

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その知り合いは無事に「太公望」を作っていました。

2013年~2014年

 1回目の引っ越しです。北海道の実家から埼玉県狭山市の築浅1LDK(LDK:10帖、居室:6帖、38㎡)木造アパートに変わりました。LDKを寝室にしたので6帖の部屋を趣味の部屋にすることに、フィギュアケースを置くスペースも広がったので、デトルフの数を徐々に増やしていきました。

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1人暮らし最高です。

2014年~2017年

 LDKを寝室にするにはやはり無理があったので、パソコンデスクをLDKに移しました。結果、さらにデトルフを置くスペースが広くなったので、最終的には8台まで台数を増やしました。デトルフはケース同士を密着させることが出来るので、見栄えも良いです。ただ、ケースの間に無駄な空間が生まれるので、収納力という点ではイマイチです。

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この頃からブログを休止していました。

2017年~2021年

 2回目の引っ越しです。花粉症に苦しんだ埼玉県をあとにして住み慣れた北海道へ、今度は新築の2LDK(LDK:16帖、居室1:6.4帖、居室2:5.5帖、56㎡)RCマンションにしました。1部屋増えましたが5.5帖の部屋をパソコン部屋にしたので、フィギュアケースは6.4帖の寝室に置くしかありませんでした。配置の関係でフィギュアケースを置くスペースが狭くなったのでデトルフはすべて処分し、超ブキヤケースを導入しました。フィギュアもある程度処分し、すっきりしました。

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成人向けフィギュアにのめり込んでいったのもこの時期です。

まとめ

 以上、フィギュア収集を始めたきっかけと変遷でした。

 こうしてみると、学生時代からパソコンと美少女グッズ収集にばかり注力していました。社会人になってからは自由に使えるお金が格段に増えたので、欲望のままに突き進んだ感があります。かなり充実した環境に仕上げてきたつもりでしたが、人間の欲望に際限はありません、さらなる高みを目指すことになります。

 長くなったの今回はここまでです。

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