こんばんは、QPです。
つい先日『DELL U2412M 5画面で 6000×1200の大画面を作ってみた。』をやったばかりですが、またやってしまいました。
表題にもありますが、今度はピュアオーディオです。
今回購入したのは、マランツのプリメインアンプ『PM8004』と同CDプレーヤ『SA8004』、スピーカーはB&Wの『685』、初めてのピュアオーディオということでミドルクラスの製品を購入しました。
それと、ピュアオーディオには全く関係のないフィギュアたち、月末になるとなぜか新しいフィギュアが届くんですよね(笑)
メーカーはデノンかマランツにするかちょっと悩みましたが、『まぁマランツでいいかな』と店舗へ試聴に行くこともなく、購入を決めてしまいました。
そもそもピュアオーディオの導入自体「いつか買いたいなぁ」と思っていた程度で、下調べをしていたわけではなく完全に衝動買いでした。
本当はそのお金で新しく大型TVを買おうとネットを物色していたのですが、どうしてこうなっちゃったんでしょうか、テレビの方は1週間以上も調べに調べていたのに・・・悩み過ぎた挙句の暴挙ってやつですかね・・・
ということで、突然走り始めたピュアオーディオ導入、もともとは上の写真右側のスペースにテレビを設置する計画でしかなかったので、左側には全く空きスペースがありません。
しかし、既に購入ボタンを押してしまった手前引くことはできず。苦肉の策としてゲーム用PCを出窓に追いやり、ゲーム用のモニタを床に置いて、使うときは机の上に持ってくるということにしました。(笑)
幸いゲーム用PCの匡体が小さかったので設置にあたりサイズ的な不都合はありませんでした。しかし、日中の強い日差しやカーテンを閉めた時の排熱など、不安要素があるので早急に改善したいところです。
さて、スペースを確保できたので早速開封していきます。まずはスピーカーから
685は黒一色になることを嫌ってレッドチェリーをチョイス、『198x340x331 mm』と数値上は小さく思えましたが、いざ実物を見ると高さがあるので想像より一回り大きい印象を受けました。
ネットでは木目が安っぽいというレビューもありましたが、自分としては満足な仕上がり、オーディオテクニカのヘッドホンスタンドと想定外に同じ色だったので統一感があっていい感じになりました。
実物は写真よりももう少し赤みがかってちょっと暗めの色です。
構成は2ウェイ・バスレフ型で
1 x ø25mmアルミニウム・ドーム・トゥ イーター
1 x ø165mmウォーブン・ケブラー®コーン・バス/ミッドレンジ
といった感じにになっています。
ちなみにYAMAHAのRX-V771で使っている。WharfedaleのDIAMOND10.1の構成は
φ25mmとφ125mmφとなっています。
φ40mmの違いがどう効いてくるのかも気になるところ、暇があれば聴き比べでもやってみます。
背面の端子、今回もバイワイヤー接続をするのでジャンパーは外して使用する予定です。
前回は特に使いませんでしたが、ピュアオーディオということでインシュレータもしっかり用意しました。
評価の高かったオーディオテクニカのAT6099をチョイスしました。
ゴムの跡がスピーカーに付くことがあると説明書で脅されたので付属の巣ペーサーを使いました。
やっぱり綺麗に使っていくにはこういった配慮が欠かせませんね
スピーカーを載せてみるとこんな感じになりました。
この隙間が大きな違いを生むのだとか、オーディオの世界は奥が深そうです。
右側も同じようにインシュレータを使ってスピーカを設置しました。
この時点でデスクの状況はこの通り、やっぱりモニタの両脇にスピーカがあるとカッコいいですね
今回はケーブルもちょっと高めのものをと思って、BELDNのケーブルを20m買いました。
スピーカーのお次はアンプを開封していきます。
シルバーゴールドということで、もっとゴールドに近い色を想像していたのですが、実際はかなりシルバーに近い色でした。むしろただのシルバー??
AVアンプのようにたくさんのスイッチはありません
なかなか凛々しい面構えです。アンプがインテリアになりえるゆえんといったところでしょう。
背面にある入出力端子もすっきりしています。
むろんHDMIなどはありません。
とりあえず、この場所に設置します。
アンプの次はCDプレーヤーです。
基本デザインはアンプを踏襲しているので統一感が素晴らしいです。
データ全盛のこの時代にCDプレーヤを買うことになるとは思ってもみませんでした。
こちらの入出力端子はさらにすっきりしています。
ちなみにこのCDプレーヤーはDACとして使えるのでPCからの再生が可能です。
こちらはとりあえず、アンプの上に置きました。
本当はこの置き方はよろしくないようなのですが、場所がないので仕方がないですね、それにしてもこのデザインの統一感は思わず重ねたくなりますな。
さて、最後に残ったのは配線、スピーカとアンプをスピーカーケーブルでつないでいきます。
このケーブルはAWG16、日本では1.25スケと呼ばれている太さ、皮膜剥きにはワイヤーストリッパーを使いました。
ムリにニッパーでやろうとすると不器用な自分はより線の一部を切ってしまうので、こういった作業をするときは必須のアイテムです。
ちなみに今回ケーブルを切り取るに当たり、5メートルを4本にするつもりが何を思ったか2.5m8本を作ってしまったので、追加で10mを買うことになりました。(笑)
おかげで左のスピーカがが2.5m、右が5mとなんだかなぁという接続になってしまいました。
音源もバッチリ確保してきました。
洒落こんでクラシックという人間ではないのでアニソンオンリーです。
全てを設置し終えてからの一枚、スピーカーの前方がふさがってしまったので、現在スピーカスタンドを手配中です。購入したのはハヤミ工産HAMILEXシリーズの SB-125
20~30cmほどの低いスピーカスタンドを探していたのですが、ほとんどの製品が40cm超で選択肢はまったくありませんでした。
さて、肝心の音についてですが、やはり違います。今まで聞いていた曲でも、「こんな音があったのか」といった具合に新しい発見があり、音の表現の幅が広いように感じられました。
また、ボーカルの声が良く通ります。澄み切っているといっていいかもしれません、のびやかな音に聞いてるこちらとしてもちょっとテンションが上がってきます。
Liaの「鳥の詩」や「My Soul Your Beats! 」などの曲がどう聞こえてくるか楽しみですね、まだまだエージングがバッチリではないと思うので、じっくり聞いていくことにします。
長くなってしまったのでアンプや音質についての詳しいレビューはまた後日にします。
<追記(2013年06月15日)>
HAMILeXのスピーカースタンド『SB-125』が届きました。
この前も書きましたが、低いスピーカースタンドの選択肢はまったくといってよいほどなく、もしサイズが合わなければ特注か自作するしかないのが現状です。
その中で自分はHAMILeX『SB-125』を探し出しました。20cm~30cmの中ではおそらく一番手に入れやすい製品ではないでしょうか。
決め手は高さと幅、こちらは直方体のブロックが4つだけというシンプルな構成なのですが、その分柔軟な置き方が可能で20cmと30cmの高さどちらかを選ぶことができます。
高さを30cmにしたときの幅は20cmとスピーカーの幅とほぼ同じということもあり、見栄えの面でもバッチリでした。
もってみるとそこそこ重量がありました。(1個あたり約3Kg)
本当にただのブロックが4つ入っているだけ、スピーカースタンドは堅くて重いことが重要らしいです。床からの振動をスピーカーに伝えず。また、スピーカーからの振動を床へ伝えないようにすると良いのだとか。
実際に設置してみるとこんな感じ、今はスピーカーの正面を自分の方に向けて自分とスピーカー二つで逆三角形を作っています。
スピーカーに高さが出て、アンプにかぶることはなくなりました。それと、スピーカーの高さがちょうどモニタの高さと同じになり、より一体感が出たような気がします。
さて、ピュアオーディオデビューから2週間ほど経った感想ですが、やはり音楽とは良いものだなと改めて思い返しました。(笑)
今までの音と違うところは臨場感といったところでしょうか、今までは音楽を耳で聴いていたとするならば、今は音楽を身体で感じているといった感覚です。音に包まれていると言った方が正確かもしれません。
それから、音の再現性とでも言って良いと思いますが、出てくる音の幅も広くなったような気もします。これは、上記の包まれている感覚にも関係していると思いますが、音がのびやかに広がっていくような印象を受けました。それでいて音に深みもあるようにも感じられます。
また、暇さえあれば音楽を聴いていましたが、聴き疲れるようなことはありませんでした。よし、聴くぞと力がいるわけではなく、すごく自然体で聴けると言いますか、曲がしみ込んでくるように感じられました。いつもCDプレーヤーが止まったところでCDが最後まで再生されたことにようやく気がつくほどです。(曲にもだいぶ左右されますが)
と、こんな感じで書いてはみましたが、この感覚を文章で表現するには自分では力不足のようです。とりあえず、すごく良くなったということがわかっていただければと思います。(笑)
<追記(2013年06月15日)終わり>
以上、不定期更新でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
ピュアオーディオの世界に足を入れてしまったのですね。5画面も凄い迫力
ハマればきりがない
プリメインアンプとAVアンプ聞き比べたら雲泥の差が出てしまうものです。私はこれを知らずにプリメインアンプを買って暫くしてDVDを5.1chで試聴したいと思い、持っていたプリメインアンプを下にAVアンプを購入、CDかけたらショックで立ち直れなかった事があります。ピュアオーディオは対応年数が長いので大事に使ってください。マランツは良いメーカーですよ。あと色々なジャンルの曲もききたくなりますね。
追伸、ウルフウッドのフィギュアいいな。
こんばんは!
ふとした思い付きからピュアオーディオに手を出してしまいました。(笑)
以前AVアンプを購入する際に少しはプリメインアンプなども調べていたので、その知識が役に立ちました。
まだ聴き比べてはいませんが、記憶にあるAVアンプの音とは確かに一線を画するものがあるように思えます。
かんらさんのおっしゃる通りオーディオ機器は長く付き合えるので長い目で見れば初期投資もそこまで高い物ではありませんよね、他のジャンルは現在模索中ですが、やはり一度はクラシックをじっくりと聴いてみようかと考えています。
記事にあったウルフレッドのフィギュアなのですが、セッティング時の不注意により台座の一部を破損させてしまいました。><
これからも、かんらさんの記事をいろいろと参考にさせてもらいます。