こんばんはQPです。
今回はEscape from TarkovのためPCのアップグレードを検討するお話です。
Escape from Tarkov のFPSを上げたい。
今回のアップグレード理由としては、Escape from TarkovというゲームのFPSを上げるためです。
このゲームはCPUとGPUに大きな負荷がかかるゲームで、特にCPUが重要とされているゲームです。
現状のスペック(5600XとRX6600XT)では144Hzのモニターを使用しているのにFPSがそこまで出せません(80~100FPS前後)。
何が足を引っ張っているのかと、ゲームプレイ時のPCパフォーマンスを見てみると。
GPUの使用率がMAXになってる…
どうやらRadeon RX 6600XTでは能力不足のようです。
ということでGPUの換装を検討します。
GPUはRTX4070Tiを選択。
GPUの購入候補としては比較的安価になったRTX3080(約10万円)か、最新世代のRTX4070Ti(約15万円)、RX7900XT(約15万円)でした。
10年前はミドルクラスが3~4万円で買えていたような
この中でかなりRTX3080に傾いていたのですが、悩んでいる間に目を付けていたPalitの 「NED3080019IA-132AA」が売り切れになってしまいました。この製品以外のRTX3080は約13万円~となってしまいます。
さすがに13万円も旧世代のRTX3080に出してはいられませんので、RTX4070TiとRX7900XTで再度検討することに、具体的なモデルを下記2つに絞り込みました。
139,800円(税込)
159,800円(税込)
両者の価格差は2万円です。ベンチマーク結果見てみると、それぞれ勝ったり負けたりしていたので性能は似たようなものだと判断、より安価なRTX4070Tiにすることに。
7900XTは外部出力にUSB Type-Cがあって、変換ケーブルを買わないといけないのもデメリットでした。
CPUがボトルネックになるのではと不安になる。
ということで、RTX4070TIの購入を決定したのですが、
今度はRyzen5 5600XではRTX4070Tiのボトルネックになるのではないかという不安になってきます。
高性能なGPUには高性能なCPUが不可欠です。
そこで、CPUのアップグレードも検討しましたが、Intelの13000世代にしても、AMDの7000世代にしても、10万円程度かかることが分かりました。14万円のグラフィックボードを購入したうえで10万円の出費はさすがに厳しいです。
どうしようかと、さらに色々調べていくうちに、Ryzen7 5800X3Dという選択肢にたどり着きました。
Ryzen7 5800X3DとEscape from Tarkovは相性がいいらしい。
Ryzen7 5800X3Dは2022年4月に発売されたCPUで、96MBに増量したL3キャッシュでゲームパフォーマンスを向上させているというゲーム向けのモデルです。
このCPUはソケットがAM4なので、現状の5600Xと互換性がありCPUの換装だけでアップグレードが完了します。値段は約5万円と最新世代の13600Kや7700Xと同価格帯でしたが、マザーボードやメモリを流用できるため、実質半額でアップグレードできることになります。
半額でアップグレード出来るけど、旧世代か…
ただ、AMDはすでに最新のプラットフォームのAM5で7000世代CPUを市場に投入して、2023年2月には7800X3Dの発売も決定しています。さらにベンチマーク結果では13600Kや7700Xに劣る性能です。
それらを踏まえ、悩みを深めていたところに、Ryzen7 5800X3DとEscape from Tarkovは相性が良いとの情報を得ました。Escape from Tarkovのためにアップグレードしようと考えていたところなので、これは朗報です。
CPUはRyzen7 5800X3Dを選択。
7800X3Dを待つという選択肢もありましたが、7700Xが5万円で販売されていることを考えると、7800X3Dの販売価格は8~10万円になりそうです。それに、マザーボードやDDR5メモリーを加えると最低でも15万円にはなるでしょう。
そうなると、4070TIと合わせて30万円コースになりかねないので、7800X3Dはあきらめました。5800X3Dにするにしても20万円コースですが、10万円の違いは大きいです。
10万円あれば1/4フィギュアが2~3体買えますからね♪
CPUクーラーはDEEPCOOLのAK620を選択。
Ryzen7 5800X3DにはRyzen5 5600Xと違いリテールクーラーが付属しないので、別途用意する必要があります。
選定にあたっては下記を参考にしました。
DEEPCOOLのASSASSIN IIIにしようかと思いましたが、クーラーの高さがPCケースと干渉してしまうため小型なAK620にしました。
空冷クーラーはnoctuaかDEEPCOOLで決まりでしょう。
STREETS OF TARKOVのためにメモリも増設することに。
CPUを換装するついでにメモリも増設することにしました。
というのも、Escape from Tarkovで新しく実装されたMAPである「STREETS OF TARKOV」が非常にメモリを消費するからです。
使用しているブラウザがGoogle Chromeでタブを大量に開いているという理由もありますが、32GBをほぼ使い切っています。これではCPUやGPUをアップグレードしても効果は限定的です。
メモリーは安価なDDR4メモリで今使用しているものを買い足します。
とうとうゲーミングPCは64GB時代に突入するのか…
まとめ
そんなこんなでEscape from Tarkovを快適にプレイするためにGPUのアップグレードを検討したところ、CPUの交換やメモリの増設まで行うことになってしまいました。
区 分 | メーカー | 型 式 |
CPU | AMD | Ryzen5 5600X⇒Ryzen7 5800X3D |
CPUクーラー | AMD⇒DEEPCOOL | リテールクーラー⇒AK620 |
グラフィックボード | SAPPHIRE⇒ZOTAC | Radeon RX 6600 XT GAMING OC 8G GDDR6 ⇒ GAMING GeForce RTX 4070 Ti Trinity OC |
メモリ | CFD | W4U3200CS-16G (DDR4 PC4-25600 16GB)×2枚 32GB ⇒ W4U3200CS-16G (DDR4 PC4-25600 16GB)×4枚 64GB |
とりあえず、Ryzen7 5800X3Dとメモリを購入してあるので、届いたら変化を確認してみたいと思います。
最新世代のCPUにすることを我慢できて偉い!
以上、不定期更新でした。
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